クボタのトラクター買取相場はいくら?シリーズ別早見表

公開日 2026年7月19日 ・ 最終更新 2026年7月19日 / うるノウ編集部

クボタのトラクターは、国内シェア首位のメーカーとして知られ、買取市場でも人気が高いと言われています。「クボタなら高く売れるはず」というイメージを、実際のシリーズ別相場で確かめてみましょう。高く売るための一般的なコツもあわせて参考にしてみてください。

同じクボタでも、シリーズや馬力帯によって金額のレンジは大きく変わります。自分の機体がどのあたりに当てはまるのか、まずは早見表から見ていきましょう。

シリーズ別の相場、買取市場で強いと言われる理由、査定で見られるポイント、古い型式の実情の順に解説します。

目次

    クボタのトラクター買取相場の目安【シリーズ別早見表】

    まずは主要シリーズごとの目安です。同じシリーズ内でも型式や年式で幅があるため、出発点として見てください。

    シリーズ馬力帯の目安買取相場の目安
    Bシリーズ(小型)15〜23馬力前後数万円〜20万円程度
    Lシリーズ(L1ほか)25〜47馬力前後15万円〜40万円程度
    KL・GLシリーズ30〜50馬力前後20万円〜50万円程度
    SLシリーズ(大型)50馬力以上40万円〜80万円程度
    旧型(ブルトラ等)年式問わず数万円〜(部品需要で変動)

    クボタのトラクターは全体的に国内シェアが高いメーカーとされており、人気の型式は表の上のレンジに近づきやすいと言われています。あくまで幅のある目安として捉えてください。

    「自分の機体がどのシリーズか分からない」という場合も珍しくありません。型式の頭文字(B・L・KL・GL・SLなど)で大まかな系統が分かるため、車体プレートや保証書の型式表記をまず確認してみてください。分からなければ、写真を撮って業者に見せるだけでも特定してもらえることが多いです。

    この目安の考え方(相場の出どころ)
    掲載した金額は、中古機として市場で売買されている流通価格から、業者の整備・保管・利益にあたるマージンを差し引いて推定した「買取の目安」です。調査時点のもので、機体の状態・販売時期・地域によって上下します。実際の金額は、必ず複数の業者の査定で確かめてください。

    クボタのトラクターが買取市場で強いと言われる理由

    クボタのトラクターが中古市場で評価されやすい背景には、主に次の3つがあると言われています。

    国内シェアと部品の入手性

    クボタは国内の農業機械メーカーの中でも高いシェアを持つとされています。流通台数が多いということは、それだけ部品や整備の情報も手に入りやすいということです。修理しながら長く使える見込みが立てやすいため、中古で購入する側にとっても安心材料になり、結果として買取市場での評価にもつながりやすいと言われています。

    型式が同じであれば、パーツ取りとしての需要も見込めるため、古い機体でも部品供給の観点から一定の価値が保たれやすい傾向です。整備工場やディーラーの数が多いことも、購入をためらう人を減らす要因の一つとされています。

    東南アジアなど海外での需要

    日本製の中古トラクターは、東南アジアをはじめとする海外での需要が根強いと言われています。国内では旧式とされる型式でも、現地の農地事情や予算感に合えば十分に現役で使えるためです。クボタは海外展開の歴史も長く、現地での認知度が高いことから、買取業者の輸出ルートに乗りやすいとされています。

    国内での評価だけで判断せず、海外需要という別の軸があることを知っておくと、査定額への理解が深まります。特に小回りのきく小型・中型機は、区画の小さい農地でも扱いやすいとされ、海外での引き合いが強い傾向です。

    小型機の中古人気

    Bシリーズのような小型のクボタトラクターは、家庭菜園から小規模農家まで幅広い層に人気があると言われています。取り回しがしやすく、価格も手ごろなため、新規に農業を始める人や兼業農家からの需要が安定しているためです。大型機に比べて絶対額は小さくなりやすいものの、需要の底堅さという点では小型機ならではの強みがあります。手放す機体が小型だからと過小評価せず、まずは査定を確かめてみてください。

    クボタのトラクターの査定で見られるポイント

    クボタのトラクターを査定に出す前に、次のポイントを確認しておくと話がスムーズに進みます。トラクター全般に共通する査定ポイントもあわせて確認しておくと安心です。

    型式プレートは、運転席の後方やボンネットの側面に貼られていることが多いと言われています。型式が分かれば相場のあたりをつけやすくなるため、査定の前に写真を撮っておくと便利です。プレートが見当たらない、あるいは文字が読めなくなっている場合でも、車体全体の写真を業者に見せれば特定してもらえることがあります。

    アワーメーターは自動車の走行距離のような指標で、稼働時間が少ないほど高く評価されやすい傾向です。4WD機であれば、前輪駆動への切り替えがきちんと効くかどうかも見られるポイントとされています。エンジンをかけた状態で切り替え動作を確認しておくと、査定当日の説明がしやすくなります。

    ロータリーなどの作業機が付属している場合は、本体とあわせて査定に出しましょう。取扱説明書や整備記録が残っていれば、これまでのメンテナンス状況を伝える材料になり、査定士の判断材料が増えることでプラスに働くことがあると言われています。

    古いクボタでも売れるのか【ブルトラ等の旧型の実情】

    青いボディで親しまれてきた旧型のクボタトラクター、通称「ブルトラ」でも、値段がつくことは珍しくないと言われています。「もう部品もないだろう」と諦める前に、実情を知っておいてください。

    ブルトラをはじめとする旧型のクボタ機は、電子制御が少なく機械式の構造がシンプルなため、修理・整備がしやすいという特徴があります。壊れにくく直しやすい機体は、海外の中古市場でも根強い人気があるとされ、国内で部品取りとしての価値が付くこともあります。

    年式が古いというだけで一律に値段が付かないわけではなく、動作の有無や外装の状態、付属品の有無によって評価は変わります。まずは古いからと決めつけず、査定に出して確かめてみることをおすすめします。他メーカーを含めた古い農機具全般でも、同じような理由で値が付くことがあります。

    納屋の奥で長く眠っていた旧型機は、始動確認だけでも印象が変わります。動かない場合でも、部品取りとしての価値が見込める業者に相談すれば、思ったより高い評価がつくこともあると言われています。

    編集部からのひとこと
    青いボディの旧型機には、新しい機体にはない味わいと、長年の相棒としての歴史があります。値段がつかないと決めつける前に、まず相場を知る。話は、それからです。

    クボタのトラクター買取についてよくある質問

    クボタのトラクター買取を調べるときに多い疑問を、3つにまとめました。

    クボタのトラクターはどのシリーズが一番高く売れますか?

    一概にどのシリーズが一番とは言えませんが、年式が新しく馬力が大きいSL・GL系のシリーズは金額のレンジ自体が高くなりやすいと言われています。一方、Bシリーズなど小型機も中古市場での人気が根強く、値が付きやすい傾向です。

    クボタの型式はどこで確認できますか?

    クボタのトラクターは、運転席の後方やボンネット側面などに型式プレートが貼られていることが多いと言われています。プレートが見当たらない場合でも、写真を業者に見せれば型式を特定してもらえることがあります。

    古いブルトラでも値段はつきますか?

    青いボディで知られる旧型のクボタトラクター(通称ブルトラ)でも、値段がつくことは珍しくないと言われています。シンプルな機械式の構造で修理しやすく、海外での中古需要や部品取りとしての価値が理由とされています。