草刈機の買取は可能?刈払機・乗用タイプの相場と売れる条件

公開日 2026年7月19日 ・ 最終更新 2026年7月19日 / うるノウ編集部

草刈機の買取は、刈払機・自走式・乗用草刈機のいずれも対象になると言われています。「草刈機ごときで値段が付くのか」と思われがちですが、特に乗用タイプは値が付きやすい傾向です。

ほかの農機具をまとめて処分するついでに1台だけ残っていた、という場合でも、そのまま処分に回す前に確かめる価値があります。

まず売れる条件から見ていき、タイプ別の相場、額を上げる一手間、売れない状態のときの手放し方の順に進めます。

目次

    草刈機の買取は可能?【結論】

    結論として、草刈機の買取は刈払機・乗用草刈機のどちらも対象になると言われています。次のような条件がそろっていると、特に値が付きやすい傾向です。

    肩掛け式の刈払機は単価こそ大きくありませんが、複数台まとめて売ることで手間に見合う金額になりやすいと言われています。一方で乗用草刈機や自走式は広い面積を効率よく刈れるため、中古市場でも引き合いが強い傾向です。まずはタイプを問わず、手元にある機体を洗い出してみましょう。

    トラクターやコンバインをまとめて処分するときに、隅に置きっぱなしの草刈機だけ査定の対象から外してしまう人もいます。しかし業者からすれば、同じ出張のついでに小型の機体もまとめて見られるほうが効率的です。「これは値段が付かないだろう」と自己判断で除外せず、まずは他の農機具と一緒に見てもらうことをおすすめします。

    自走式と乗用の違いが分かりにくいという声もありますが、目安はシンプルです。作業者が歩きながら押すタイプが自走式、座席に座って運転するタイプが乗用です。判断に迷う場合は、写真を業者に見せれば教えてもらえることが多く、無理に自分で分類する必要はありません。

    草刈機の買取相場の目安【タイプ別】

    下の金額は動作確認ができる機体を前提としたレンジで、状態や時期によって上下します。自分の機体がどのタイプに近いか見比べてみてください。

    タイプ特徴買取相場の目安
    刈払機(肩掛け式)小回りがきく手持ちタイプ数百円〜5千円程度
    自走式草刈機広い面積を歩行しながら刈る5千円〜3万円程度
    乗用草刈機座って広範囲を効率よく刈る3万円〜十数万円程度
    ハンマーナイフモア畦や荒れ地の管理向け1万円〜5万円程度

    同じタイプでも、メーカーやエンジンの排気量、稼働時間によって幅が出ます。数字はあくまで目安として捉えてください。

    時期による変動も見られます。田畑の畦や法面の草丈が伸びる春から夏にかけては、乗用・自走式ともに中古需要が高まりやすく、査定額が上向くことがあると言われています。急いで手放す事情がなければ、こうした時期を狙って相談するのも一つの方法です。他の農機具も含めた売り時の傾向もあわせて参考にしてみてください。

    この目安の考え方(相場の出どころ)
    掲載した金額は、中古機として市場で売買されている流通価格から、業者の整備・保管・利益にあたるマージンを差し引いて推定した「買取の目安」です。調査時点のもので、機体の状態・販売時期・地域によって上下します。実際の金額は、必ず複数の業者の査定で確かめてください。

    草刈機の買取額を上げる一手間

    草刈機の買取額は、次の3つのひと手間で変わりやすいと言われています。順番に見ていきましょう。

    刃と燃料タンクを手入れしておく

    草刈機の査定では、刃の状態と燃料タンクの中身が見られやすいポイントだと言われています。刃こぼれがひどい場合でも研げば使える程度なら評価はさほど下がりませんが、錆びついたまま放置された刃は印象を悪くしがちです。

    また、古い燃料が長期間タンクに残っていると、劣化してエンジン不調の原因になることがあります。査定に出す前に燃料を抜いておくか、業者に残量を伝えておくと話がスムーズです。無理に分解整備をする必要はなく、目に見える汚れを落とす程度で十分だと言われています。

    始動確認をしてから査定に出す

    エンジン式・バッテリー式を問わず、始動するかどうかは草刈機の買取で重視されるポイントです。始動できる機体は、そうでない機体よりも高く評価されやすい傾向にあります。長くしまい込んでいた場合、キャブレターの詰まりや電池切れで一時的にかかりにくくなっていることもあります。

    無理にその場で直す必要はなく、「かかりにくいが以前は動いていた」といった状況を業者に正直に伝えることが、適正な評価につながります。バッテリー式であれば充電状況も確認しておきましょう。査定で重視されるポイントを先に知っておくと、伝え方の参考になります。

    複数台をまとめて売りに出す

    刈払機のように単価が小さいタイプは、1台ずつ査定を依頼するより、まとめて売りに出すほうが手間に見合う結果になりやすいと言われています。物置に眠っている旧型の刈払機や、故障して使わなくなった予備機があれば、一緒に見てもらいましょう。乗用草刈機やトラクターなど、他の農機具と一緒に査定を依頼すると、出張費がまとめられて効率的になることもあります。まとめ売りは、片付けと査定を同時に済ませられる点でも合理的な方法です。

    売れない状態の草刈機の買取と手放し方

    刃が原型をとどめていない、エンジンが完全に破損しているといった状態でも、すぐに諦める必要はありません。部品取りとしての需要があるため、値が付くこともあると言われています。状態の悪い古い農機具でも同じような理由で値が付くケースは珍しくありません。

    それでも値が付かない、あるいは業者から断られた場合は、自治体のルールに沿って処分することになります。刃物を含む機体のため、自治体によって出し方が細かく決まっていることが多く、事前に確認しておくと安心です。金属部分とプラスチック部分を分別する必要がある自治体もあるため、粗大ごみとして出す前に自治体の窓口やホームページで確認しておくと二度手間を防げます。

    迷ったときは、いきなり処分に回さず、複数の業者に写真を見せて判断を仰ぐのがおすすめです。一社に断られても、別の業者では値が付くことがあります。

    写真は本体全体に加えて、刃の欠け具合やエンジン周りの破損箇所が分かるように撮っておくと、現地に来てもらう前におおよその判断がつきやすくなります。手間を惜しまず状態を伝えることが、結果的に手放しやすさにつながります。

    編集部からのひとこと
    小さな一台でも、長年の作業を支えてきた道具には次の使い手がいるかもしれません。処分と決めつける前に、まず相場を知る。話は、それからです。

    草刈機の買取についてよくある質問

    草刈機の買取を検討するときに多い疑問を、3つにまとめました。

    壊れた刈払機でも買取してもらえますか?

    壊れた刈払機でも、部品取りとして買い取ってもらえることがあると言われています。エンジンがかからない、刃が回らないといった状態でも、まずは処分せずに一度査定に出してみることをおすすめします。

    乗用草刈機は本当に高く売れますか?

    乗用草刈機は、刈払機に比べて買取価格が高くなりやすいと言われています。広い面積を効率よく刈れる機体は中古市場での需要が強く、走行時間が少なく整備されたものほど評価が上がりやすい傾向です。

    ハンマーナイフモアも買取対象になりますか?

    ハンマーナイフモアも買取対象になることが多いと言われています。畦や休耕地の管理に使う機体として一定の需要があり、稼働する状態であれば査定額がつきやすい傾向です。